ふるの映画日記

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The Pianist (2002)


The Pianist - Trailer


戦場のピアニスト戦場のピアニスト
(2003/08/22)
エイドリアン・ブロディトーマス・クレッチマン

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心を動かされました。
2時間半だけど、全然長くなかったなあ。
映画の中で現在年月日が出るたびに、終戦までまだ2年もある・・・なんて考えてため息ついてたけど、当時はいつ終わるか分からないものね。

ドイツの人たちはどういう思いでこういう映画を見るのかしら。
日本は自国の軍の蛮行を認めていない国で、私達もそんな歴史は習ってないからもし中国や韓国の人が同じような映画を作ったら、そしてそれが全世界で公開されたら、一体どうするのかしらね。
こんなことはなかった!って講義するのかしら。
それとも、映画だからね~って流すのかしら。

認めてないから正確な資料も出てこないけど、ドイツは全部認めてるから、何が起こったかは自国の人間も含めて全世界が知ってるわけでしょう。
いや、この描写はやりすぎだよ、なんて言えないし。
想像を絶する事態を、限りある想像力で映画にしてるからね。

これを見た後、自宅にあってずっと見てなかったシンドラーのリストを見ちゃいました。
う~ん・・・映画としてはシンドラーよりピアニストの方が、無言で伝わってくる迫力があるなあ。
シンドラーはどうして白黒にしちゃったんだろうね。
いかにも昔の話で、もう終わったことですよ、的な雰囲気がして、それがちょっと残念でした。

 The Pianist

題名The Pianist戦場のピアニスト
監督Roman Polanskiロマン・ポランスキー
出演Adrien Brody
Thomas Kretschmann
エイドリアン・ブロディ
トーマス・クレッチマン


↓ここから下はネタバレを含む感想です↓

ウワディク(エイドリアン・ブロディ)とその家族が電車に乗せられる直前に、ユダヤ人警察官がウワディクを列から引き出して、逃がしてくれるの。
その時に「走るな、歩け」って言う台詞がすごく怖かったんだけど、これは脚本家じゃなくて、実際にこの時代を生き残ったロマン・ポランスキー監督が作った台詞なんです。
あの台詞はものすごくリアルで怖かったけど、監督はそれを実際に言われたんですから。

ユダヤ人の自由が徐々に奪われていく様がよく分かります。
公園を歩いちゃいけない、ベンチに座っちゃいけない。
財産は1家族いくらまで。
ユダヤ人は右腕に腕章をつけなさい。
この腕章っていうのがまたバカみたいなんだよ。
白地に青でダビデの星を書くこと。
星の先端から先端までの大きさと、青い線の太さまで決まっているの。
でも、そんなの売ってないから自分達で手作りするしかないでしょう。
手作りしてるシーンはなかったけど、それでも理不尽さを粛々と受け止める彼らの様子が哀れでした。

ウワディクは戦争が終わる直前に、ドイツ人将校のヴィルム・ホーゼンフェルト大尉に助けられます。
彼がくれたコートを着たまま、ソ連軍の前に出て行ってしまうの。
あ~ダメだって!!!そんなコートなんか着てちゃダメだって!!!
案の定打たれるんだけど、幸い当たりませんでした。
ユダヤ人としてドイツ人に迫害されながら生きてきたのに、最後にはドイツ人に間違えられて殺されちゃったら悲しすぎるものね。

原作を読んでみたいなあと思ったけど、ちょっと重過ぎるかな・・・。
アンネの日記も最後まで読めなかったからなあ(まあ、あれは私が若すぎたからかも知れないけど)。
ヴィルム・ホーゼンフェルト大尉の手記だけでも、一読したいんですね。

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